G623の今後

今回は中国産石材の丁場情報です。
弊社営業担当者からの話で、おおよその状況はお伝えしているかと思いますが、
ここでは、丁場の状況の写真を入れながら、石種ごとにご紹介してまいります。

今回は、最近業界でも話題になっている「G-623」についてです。
丁場がストップしたと言う情報がみなさんにも伝わっているかと思います。
その原因と現状そして今後の対策について、今回はお話したいと思います。

さて、この623。丁場を実際にごらんになった方はわかると思うのですが、
非常に深く掘り込んでいます。
この深さについて政府の規制を超えたためと言うのが、まず一つ目の丁場停止の原因です。


↓623大丁場写真
623_choba

もう一つは、政策によるアモイ港の拡張。
そして最後の一つは、安全上の問題です。
一昨年623丁場の壁面がくずれて数名の死亡事故がおきたことや、
603の丁場でも同様の事故があったように、
コストダウンに走る中、安全面では、中国内でも他の業界に比べ立ち遅れていると言う、
中国石材業界の現状があり、今の価格競争のなかでは、充分な安全対策ができないということが、
実は根が深く、大きな原因の一つとも言われています。


以上3つの原因により、現状はまだ縮小し稼動しているものの、今後停止せざるを得ない状況にあります。

上記は、大規模な丁場の話しで、いくつかの小さな丁場は通常どおり稼動しております。
とは言っても、ダマやナガレが多く石質はあまり良くない状況です。

いづれにしても、日本の墓石市場の中での623の需要を考えると、
それに見合うだけの量の材料を確保できない状態になっていくことは予想されます。

このために、現在中国側でも原石の調達に各社が奔走しており、原石価格も上昇しております。

弊社では、現状の在庫で、ある程度の期間は需要に応えられると考えますが、
今後、原石がなくなった際には、前述した小さな丁場から確保するか、
代替の新しい石を探していかなければなりません。

今後の対策についてですが、
623ほど石質も採掘量も安定し、運送上のメリットも持った石材を開発することは非常に困難です。
よって、今後は、623も今までどおり続ける努力をしながら、同様の白系統の石を何種類か用意し、その普及にも努めていくと言う方向で、
ソフトランディングしていきたいと考えております。

今回は、623の現状と弊社としての今後の対策についてでしたが、
以下にいくつか、623代替として候補に挙がっている石種のサンプル写真を上げさせていただきますのでご参照ください。

◎607
G607sample

◎330
G330sample

◎635
G635sample

◎636
G636sample

◎640
G640sample

◎群青石
群青石sample


※価格や在庫状況については、各営業担当にお問合せください。


ナイガイニュース | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/31(月)20:28

石工事事例紹介-第1回-「寒河江市二ノ堰親水公園」

ナイガイ倶楽部の会員さま、またはナイガイでこれまで手掛けた石工事(建築・公園
・石彫品・モニュメントなど)を事例として紹介していきます。

その第一回目として紹介するのは、平成12年に弊社で納入した
寒河江市二ノ堰親水公園の龍頭彫刻です。

公園は水環境整備事業の一環として作られたもので、寒河江市役所の
すぐ裏手にあります。⇒地図
 ↓寒河江市役所 外観
 20060724162334.jpg

 ↓寒河江市二ノ堰親水公園(後ろにある白い建物が寒河江市役所)
 20060724162416.jpg

公園に来た人を迎えてくれる龍頭の彫刻=吐水口(中国産 青石製)です。
 20060724162610.jpg
近くで見ると迫力あります。
 20060724162447.jpg

後頭部も細部まで丁寧に作られています。
 20060724162500.jpg

口内には舌まできちんと作られており、その中央に開いた穴から水が噴き出す仕組み。
 20060724162536.jpg

当時の記録(STONET Vol.31)によると、
「特に苦労したのは龍頭の製作で、図面ではおおよその形しか表現できず、
 (中国の職人に)龍のイメージをいかに伝えるかが鍵になりました。たび重なる
 打ち合わせを経て、中国の職人のすぐれた技術により、見事な立体に
 完成しました。日本に到着し、現場で実物を設置するまでは大変心配しましたが、
 迫力満点の龍頭彫刻は親水公園にふさわしい存在になっていると思います」
 と残されています。


石工事事例紹介 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/24(月)16:11

繁盛店に学ぶ−第6回−有限会社 小野石材さま(新潟県胎内市)

前回に引き続き、訪問させて頂いた会員様の最新情報をお知らせしてまいります。

新潟県 胎内市の有限会社 小野石材さまでは、昨年末の弊社展示会にて
オリジナルカタログを作成し、販促活動に活用して頂いております。
カタログには小野 和栄社長オリジナルデザインの洋型が掲載されています。

新潟は吉運堂さん、鈴木佛壇店さん、福宝さんなどの 大きな仏壇屋が競争を繰り広げる
市場です。小野石材さまでは、そういった過酷な市場の中で勝負するために、他に無い
オリジナルのデザインや石種で差別化を図っています。

カタログに掲載したオリジナル洋型デザインの他に、女性のお客様に好評な
ニューインペリアルレッドを使ったモダンな洋型デザイン。和型では、新潟上蓮華型に
新潟の墓地事情を考慮してデザインされたNEWデザイン外柵(弊社デザインの外柵「聖地」
を改良したもの)の組み合わせたものなど、オリジナルデザインを使った販促活動に
尽力されている会員さまです。

それらのデザインは、デザイン自体の良さに加え カタログなどのツールを駆使した
迅速かつ丁寧な対応によって、 施主様に大変好評を得ているようでした。

niigata10+seichi40-40_mini.jpg
写真:新潟上蓮華10型+聖地40×40

ナイガイ倶楽部では、販促ツールの紹介やWEBサポートといった既存のサービスは
もちろんのこと、会員さまの積極的なご提案や、ご要望に出来る限りお応えして
いきたいと考えています。

訪問させて頂いた会員さまの独自の取り組みや最新情報など、今後もこちらのBlogにて
お知らせしてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。


石屋特選100(繁盛店に学ぶ) | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/17(月)23:01

繁盛店に学ぶ−第5回−有限会社 林石材店さま(山形県河北町)

”杉のカンバツ材”を使った表彰状です。
yamagata_kankyoutaisyou_mini.jpg

ナイガイ倶楽部会員の山形県 河北町の(有)林石材店さまが、山形県庁からの依頼で
製作したもので、全てレーザー彫刻を使って彫られています。
『やまがた環境大賞』の表彰状だったため、「紙を使わず、杉のカンバツ材を使った
環境に優しい表彰状にしよう」という県庁側からのアイデアだったようです。

どこに仕事のきっかけが待っているのか分からないもの。普段より「より幅広く人々と
交流を深めよう」と努めている林石材店さまだからこそ できるお仕事なのではないでしょうか。
フットワークの身軽さも重要であると感じました。

さらに、林石材店さまの林 智専務は、地元の河北町を活性化するための「有志の会」に
所属し、『どんがどっとjp』というサイトを運営しておられます。
その活動の様子は山形新聞でも報じられました。

donga.jp_kiji(hayashisekizai)mini.jpg

興味のある方は、是非 下記サイトのほうも覗いてみてはいかがでしょうか。
(有)林石材店ホームページ …http://www.e-1483.com/
どんがどっとjpホームページ …http://donga.jp/


石屋特選100(繁盛店に学ぶ) | コメント(0) | トラックバック(0)2006/07/09(日)18:41

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